潤滑油の予寿命測定
ASTM規格(D4378)に準ずるボルタンメトリー法を使用し潤滑油内の添加剤の残存量を測定し潤滑油の予寿命をパーセンテージにて可視化します。
電流と電圧を使用した電子解析方(ボルタンメトリー法)
潤滑油は、種類によって固有の電位差を持っており、潤滑油と試薬を混合したテストバイアル(電解槽)に電圧・電流をかける事により添加剤の種類(アミン系、フェノール系、ZDDP系)と濃度を確認する事が出来る。
添加剤の残存量測定
新油の酸化防止剤の残存量(面積値)を100%として、使用済みの酸化防止剤濃度を測定し、面積値が半分に減っていた場合、親油と比較して残存量を50%と標記にて評価します。
分析用サンプルの量が少量でOK
1検体の分析に使用する潤滑油の量は400μl(0.4mg)と少量で済む為、コストパフォーマンスが良い