衝撃が発生した日時を記録して、貨物や設備の破損がいつ起こったかを特定
輸送中の貨物が落下したり、保管中の設備にものがぶつかれば、破損する恐れがあります。落下や衝突による衝撃の発生日時を記録することで、破損の原因や責任はどこにあるのかを特定するのに役立ちます。 衝撃・温度を記録するShockLog248は、3方向軸の圧電型加速度計の技術によって、衝撃の方向・振幅・長さを記録し、衝撃発生時の状況を詳しく知ることができます。また、温度センサーも内蔵されており、輸送・保管時の温度管理が適切だったかを確認することができます。
衝撃が起きた日付・時刻を記録、専用ソフトウェアで衝撃の方向・温度の推移を確認
測定期間終了後、Windows準拠のShockLog専用ソフトウェア(※別売)で本体内の測定データをダウンロードすることにより、波形グラフで示された衝撃の詳細や、衝撃・温度の推移をグラフ・表形式で確認することができます。
貨物・設備を破損させ得る衝撃の閾値を専用ソフトウェアで設定し、その閾値を超えた衝撃の発生日時・回数や、X/Y/Zの3軸の衝撃の大きさを示す波形グラフを見ることができます。閾値を超えなかった衝撃や温度も、一定間隔ごとに記録することができるので、測定期間中の推移をグラフ・表形式で表示することが可能です。
ShockLog248では、衝撃の測定範囲はご購入時に±10G, ±30G , ±100Gのうちいずれか一つをお選びいただきます(※測定範囲が1種類に限定されており、ご購入後の変更不可)。予め測定範囲や波形グラフの数(※最大15件)や衝撃・温度の推移などの記録できるデータがを絞ることで、比較的お求めやすい価格となっております。
(※ShockLogの記録内容を見るには、データをパソコンにダウンロードする必要があります。その際、USB接続ケーブル及び専用ソフトウェアが必要ですので、初めてShockLogをご利用の場合は必ずアクセサリーキットを併せて購入して下さい。)ShockLogのメリット
・不適切な操作・荷扱いを視覚的に抑止
・操作・輸送・荷扱い・保管時に生じる製品の破損に関するコストを削減
・操作・輸送・荷扱いの過程での改善の余地をチェック
・いつ・どこでトラブルが発生したかを特定し、トラブル発生時の責任者を究明
・操作・輸送・荷扱い・保管時の状況が適切であったかを確認
・操作時・輸送過程のプロファイリング
・破損の可能性及び検品の必要性を荷物到着時に受取人へ注意喚起ShockLogの特徴
・本体内蔵の温度センサー
・3方向軸の加速度計
・ 完全自己完結式で外部電源不要、単3リチウムイオン電池(1個)で稼動
・ 約1年余りの電池寿命(リチウム電池使用時)
※ 電池の消耗度合いは、測定間隔・閾値の設定により異なります。尚、リチウム電池・アルカリ電池ともに使用可能ですが、アルカリ電池の場合の電池寿命は約1ヶ月程度となります。また、アルカリ電池は温度変化に非常に弱いので、ShockLogではリチウム電池の使用を推奨します。
・ 速度または加速度を測定
・ 衝撃記録の閾値を調整可能
・ 測定できる加速度の範囲・振動数のフィルタリング機能を、購入時に10G, 30G , 100Gから 1種類に絞り(工場出荷時に設定、購入後の変更不可)、比較的安価に
・ LEDライトで稼動状態・閾値を超えた衝撃発生を通知
・衝撃発生の日付・時刻、測定期間中の衝撃・温度の推移を記録
・不揮発性メモリーにデータを保存