衝撃が発生した日時を記録して、貨物や設備の破損がいつ起こったかを特定
輸送中の貨物が落下したり、保管中の設備にものがぶつかれば、破損する恐れがあります。落下や衝突による衝撃の発生日時を記録することで、破損の原因や責任はどこにあるのかを特定するのに役立ちます。 衝撃・温度を記録するShockLog298は、3方向軸の圧電型加速度計の技術によって、衝撃の方向・振幅・長さを記録し、衝撃発生時の状況を詳しく知ることができます。また、温度センサーも内蔵されており、輸送・保管時の温度管理が適切だったかを確認することができます
衝撃が起きた日付・時刻を記録、専用ソフトウェアで衝撃の方向・温度の推移を確認
測定期間終了後、Windows準拠のShockLog専用ソフトウェア(※別売)で本体内の測定データをダウンロードすることにより、波形グラフで示された衝撃の詳細や、衝撃・温度の推移をグラフ・表形式で確認することができます。
貨物・設備を破損させ得る衝撃の閾値を専用ソフトウェアで設定し、その閾値を超えた衝撃の発生日時・回数や、X/Y/Zの3軸の衝撃の大きさを示す波形グラフを見ることができます。閾値を超えなかった衝撃や温度も、一定間隔ごとに記録することができるので、測定期間中の推移をグラフ・表形式で表示することが可能です。
ShockLog298では、衝撃の測定範囲を選択することができ、小さな貨物から大きな建造物まで様々な用途に使用することが可能です。ShockLog298はシリーズ最上位機種で、波形グラフの数や衝撃・温度の推移などの記録できるデータが多くなっています。
(※ShockLogの記録内容を見るには、データをパソコンにダウンロードする必要があります。その際、USB接続ケーブル及び専用ソフトウェアが必要ですので、初めてShockLogをご利用の場合は必ずアクセサリーキットを併せて購入して下さい。)ShockLogのメリット
・不適切な操作・荷扱いを視覚的に抑止
・操作・輸送・荷扱い・保管時に生じる製品の破損に関するコストを削減
・操作・輸送・荷扱いの過程での改善の余地をチェック
・いつ・どこでトラブルが発生したかを特定し、トラブル発生時の責任者を究明
・操作・輸送・荷扱い・保管時の状況が適切であったかを確認
・操作時・輸送過程のプロファイリング
・破損の可能性及び検品の必要性を荷物到着時に受取人へ注意喚起ShockLogの特徴
・ 本体内蔵の温度センサー
・3方向軸の加速度計
・完全自己完結式で外部電源不要、単3リチウムイオン電池(2個)で稼動
・約1年余りの電池寿命(リチウム電池使用時)
※ 電池の消耗度合いは、測定間隔・閾値の設定により異なります。尚、リチウム電池・アルカリ電池ともに使用可能ですが、アルカリ電池の場合の電池寿命は約1ヶ月程度となります。また、アルカリ電池は温度変化に非常に弱いので、ShockLogではリチウム電池の使用を推奨します。
・ 速度または加速度を測定
・衝撃記録の閾値を調整可能
・振動数のフィルタリング、衝撃の測定範囲が選択可能
・ LEDライトで稼動状態・閾値を超えた衝撃発生を通知
・衝撃発生の日付・時刻、測定期間中の衝撃・温度の推移を記録
・不揮発性メモリーにデータを保存